「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

 よく漫画家が自虐的に締め切りに追われる自らの姿を描くことがある。もしかしたら、絵描きには物事に取り掛かるのが遅い人が多いのかもしれない。少なくとも、僕はそのうちの一人であって、典型的な「すぐやれない人」である。いつもちょっとだけ間に合わない。結果、なぜもっと早い段階で取り掛からなかったのかと、自己嫌悪に陥る。分かっててもやれない。それが僕の数多ある弱点の一つだ。

 この弱点を克服か目立たなくするために、何らかのヒントになればと思い、この本を読んだ。予想通り割と読みやすかったが、目からうろこが落ちるような発見はなかった。これまでの経験で得た知識を再確認できたという側面が強かった。ただ、その中でも印象に残っており、かつ実践していることが二つある。

 まず第一に、「日曜日に次の1週間の予定を組む」ということ。この本を読んでから日曜日の夜に、エクセルを使って次週のスケジュール帳を作り、机の左壁に貼っている。これは割と効果的かなと感じている。そう思う要因としては、1週間という期間だと割と把握しやすく、記憶にも残っている。1週間以上だと何が予定されていたか、把握しにくいような気がする。自分が強い興味を持っているものだと頭に残っているかもしれないけど。

 そして第二が、「少しだけかじる」ということ。「少しだけかじる」というのはどういうことかというと、物事をやらなければならない、となったときに、達成計画を練る前に(いや、正確には達成計画を練るために)、まず自分がやりやすいところから手を付けてみるということだ。こうすることによって、自分のなかにプロトタイプみたいなものが出来上がり、「これを完成させるためにこれだけ時間がかかったのだから、全体を完成させるためにはこれくらいかかるな」という風に計画をより具体的にイメージ出来る気がする。自分のダメなパターンとしては、計画を頭のなかでコトコトと煮込んでいるうちに時間が過ぎ、「そろそろやろうかな」と思った時には、既に後半も後半になってしまっている、というもの。「少しだけかじる」ことによって、前半のコトコト時間をなくせるし、残された時間をタスクを達成するために必要な時間がより明確に把握できる。

 あと、最近自分が心掛けていることは、なるべく止まらないということ。立ち止まって、どうしようかと思案している時間をなくすことが大切ということ。とにかく進める方にボールを転がすことで、間に合わないという事態を避けやすいように思える。

 皆さんはいかがでしょうか。このブログでは絵を描くことが好きな人に向けて、有益かなと思うことを書いていきたいと考えています。宜しくお願い致します。では、今日はこのへんで。

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